税務会計のポイント
法人設立届、
青色申告の承認申請書などの提出をそれぞれの期限までに行うこと
特に、青色申告の承認申請を忘れると、繰越欠損金の控除をうけられなくなるので注意が必要です。
複式簿記での記帳が必要です
個人事業の時も複式簿記で記帳していた人にとっては、帳面の書き方には変更がないことになります。
役員報酬の額を(適正に)決めること
個人事業の時は無かった事業主本人に対する給与(役員報酬といいます)が支払われます。
役員報酬の額が節税のポイントになるので慎重に決める必要があります。
決算期はよく考えて決めること
個人事業者と違って法人の場合には、決算期を自由に決めることが出来ます。
なんとなく3月が良さそうだ(実際に多い!)というのではなく、決算期には棚卸や債権・債務の確定、預金残高の確認などの手続きがかさむので、繁忙期は避けるほうがよいとされます。