パソコン会計とは何か
パソコン会計とは、どのようなことをするのでしょうか。
普通に会計といえば、皆さん何となく帳簿を書くということだなと思っていることでしょう。
簿記というぐらいですから。
パソコン会計とは、帳簿を書く代わりに日常の様々な取引をパソコンに入力することです。
コンピュータを使えば、自動的に毎日の売上高、その月の利益などが計算されてきます。
パソコン会計では、専門的な簿記を学習する必要はほとんどありません。
大事なことは、取引時の手続(いつどこに入力するか、何と何をチェックするか、書類をどこに保管するかなど)を、会社の実状に応じて取引別に決めておくことです。
たとえば、仕入に関しては、納品書ごとにではなく、請求書が到着してからまとめて入力する、と言った具合にです。
また、入力ミスは必ず起こりますので、それをチェックしやすい体制を定めておきます。
このほか、決算時の処理(棚卸し、減価償却、引当金の計上等)など最低限の取引については、振替入力を行わなければなりません。この振替入力については簿記の知識が要求されます。